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このページでは、和歌山県の木質バイオマス導入事例や木質バイオマスに関連する県内での取り組み、補助制度などをまとめて解説しています。
和歌山県の日高町では、県森林組合連合会(御坊木材共販所)と連携して地域密着型の木質バイオマス利用・普及モデル事業に取り組んでいます。
県森林組合連合会の御坊木材共販所で作られている木質パウダーを燃料として、日高町内にある温泉施設に設けられた木質パウダーボイラーを稼働させ、地産地消型のエネルギー利用を推進していることが特徴です。
また、木質バイオマスを積極的に活用することで、間伐に関連した雇用の拡大なども期待されている点は重要です。
田辺市では、近隣の森林組合から供給される木質チップを活用して、施設内の給湯と温泉施設の加湿に使うチップボイラーを稼働させています。木質チップは地域業者の木材加工の工程で発生する木片を原料としており、年間およそ900立方メートル、燃料費削減効果としては年間で約6,700万円という効果を達成しました。
みなべ町にある温泉施設では、露天風呂に薪ボイラーを導入しており、年間で75トンの薪を消費して燃料費の削減を行っています。
株式会社かつら木材商店では自社工場の製材工程で発生した樹皮や端材などを原料として、それらを木材乾燥用熱源に使うシステムを運用しながら、長期的なデータ収集や分析などを行っています。これによって得られたデータや分析結果は、中小規模の製材工場において、安定した木質バイオマス活用システムの実現を目指す実証実験(NEDO地域バイオマス熱利用フィールドテスト事業)に活用されていることもポイントです。
宇久井ビジターセンターは、人々の自然への理解を深め、自然を愛する心を育める施設として、環境省が吉野熊野国立公園に設置した施設です。
そして宇久井ビジターセンターでは、再生可能エネルギーへの理解や省エネ意識の向上を促す取り組みの一環として、環境共生型の施設としての機能が導入されており、木質ペレットを燃料とするペレットストーブもその1つとなっています。
補助対象となるのは、和歌山県内において木質バイオマス燃料の原木の運搬事業や、燃料原木の購入資金の借り入れを行う事業者となっており、予算の範囲内で補助金が交付されます。なお、運搬事業と購入資金借入事業でそれぞれ補助対象や補助金の上限額が条件付けがされています。
運搬事業においては、燃料原木を伐採・収集した地点から対象施設(県内発電所・チップ加工所)まで運搬する事業について、1,000円/トンが補助金の上限額です。
一方の購入資金借入事業に関しては、県内に発電所を建設した事業者、あるいは建設予定の認定発電事業者を対象として、燃料原木の購入資金として金融機関から融資された資金の金利、もしくは年率1.2%のいずれか低い方に相当する金額が補助されます。
木を選ばない
唯一無二のプラントを持つ
バイオマスエナジー社
木を原料に温風や水蒸気、バイオマスガスといった新たなエネルギーとしてリサイクルする画期的手法が、木質バイオマス。しかし、これまでバイオマスを燃やすプラントには燃料の制限があり、使いたい木材に対応できないというものばかりでした。
そうしたなかで、どんな木でも燃やせるプラントを誕生させたのが、バイオマスエナジー社です。当サイトでは、唯一無二のプラントを持つバイオマスエナジー社(2019年7月現在)に取材協力を依頼。実際にどんなプラントなのか、そしてコスト削減はどれくらいか。現地取材しレポートにまとめたので、ぜひご覧ください。