埼玉県の木質バイオマス導入事例

このページでは、埼玉県における木質バイオマスの導入事例や、埼玉県で木質バイオマスを導入するに当たって受けられる助成金や助成制度などについて、まとめて解説しています。

埼玉県での木質バイオマス導入事例

事例1.飯能市「熱電併給プラントとバイオマスボイラーの導入事例」

埼玉県飯能市にある公共施設を対象として、熱電併給プラントを導入して高品質チップを活用するプロジェクトと、バイオマスボイラーを導入して低品質チップを活用するプロジェクトの、それぞれの実効性や有効性に関して検証が行われました。また、木質チップの提供元には、西神村ブランドとして知られている市内の林業・製材業を対象としており、地産地消の再生エネルギー活用という点でも意義があります。

実証実験の結果、木質チップを使ったバイオマスボイラーについては有効性に期待できると判明したものの、熱電併給プラントに関しては高品質チップのコストを考えると採算性に難点があるということが判明しました。

なお、バイオマスボイラーについては既存のボイラーの経年劣化が進行しており、改めて新しいボイラーへの交換・導入が目指されていることもポイントです。

事例2.小鹿野町「温泉施設へのバイオマスボイラー導入事例」

小鹿野町にある温泉施設2カ所を対象として、バイオマスボイラー導入に向けた総合調査が実施され、燃料製造コストのシミュレーションや熱需要に関する分析、薪ボイラー導入に関連した仕様検討などが行われました。

これにより、秩父地域の木質バイオマスの生産状況などについて実態を把握することが可能となり、小鹿野町の中で木質バイオマスエネルギーの利用法を一層に検討できる土台が整えられています。

事例3.松山市「バイオマス発電所の導入事例」

2021年5月31日に、三菱地所株式会社と静岡ガス&パワー株式会社、そしてプロスペック AZ 株式会社の3社が協同して、市内へバイオマス発電所を設置するプロジェクトの概要が発表されました。

三社によって新しく設立された合弁会社「東松山バイオマス発電合同会社」が運営母体となり、街路樹などの剪定作業によって発生した木材を活用して、バイオマス発電の燃料にするという計画です。

2022年度からの運用開始が予定されており、発電容量は1990kW、年間に換算しておよそ1500万kWhで、一般家庭の約4800世帯分の電力に相当すると計画されています。また、このバイオマス発電事業を実現することで、年間でおよそ6900トンの二酸化炭素排出量削減に貢献できると期待されていることも重要です。

木質バイオマスとして活用される剪定枝などの不要なものなので、市内を美しくデザインしながらエネルギーを無駄にしないための取り組みによって、長期的に持続させられるプロジェクトとして期待されています。

埼玉県で受けられる
バイオマス関連の補助制度

【令和3年度】埼玉県分散型エネルギー利活用設備整備費補助金

埼玉県は一般への分散型エネルギー利活用設備の普及と拡大を目的として、特定の対象設備の設置に当たって経費の一部を補助しています。

対象となる設備としては、コジェネレーション設備や産業用燃料電池、そして再生エネルギー活用設備などが挙げられており例えば木質バイオマスを活用した熱利用設備や発電設備を導入する場合、最大1,000万円の補助金を受け取ることが可能です。なお、地域連携型設備に該当する場合、補助金の上限額が2,000万円にアップすることもポイントです。

ただし、補助対象は県内事業者となっており、設置や工事の依頼先に注意する必要があります。

取材協力
バイオマスエナジー社の公式HPキャプチャ
引用元HP:バイオマスエナジー社公式HP
https://www.bme.co.jp/wp/

木を選ばない
唯一無二のプラントを持つ
バイオマスエナジー社

木を原料に温風や水蒸気、バイオマスガスといった新たなエネルギーとしてリサイクルする画期的手法が、木質バイオマス。しかし、これまでバイオマスを燃やすプラントには燃料の制限があり、使いたい木材に対応できないというものばかりでした。

そうしたなかで、どんな木でも燃やせるプラントを誕生させたのが、バイオマスエナジー社です。当サイトでは、唯一無二のプラントを持つバイオマスエナジー社(2019年7月現在)に取材協力を依頼。実際にどんなプラントなのか、そしてコスト削減はどれくらいか。現地取材しレポートにまとめたので、ぜひご覧ください。

コスト削減の切り札!?
木質バイオマスの
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