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このページでは、東京都における木質バイオマスの導入事例について紹介します。木質バイオマスに関する補助制度なども分かりやすく解説するので、ぜひチェックしてください。
檜原村では平成30年4月に福祉複合施設であるやすらぎの里にチップボイラー施設を導入した事例です。やすらぎの里では木質チップが燃焼した際に発生する熱を利用し、館内の給湯や空調などに有効活用しています。
檜原村では檜原都民の森売店「とちの実」や檜原村役場「カフェせせらぎ」、檜原小学校(図工室・家庭科室)などの公共施設においてペレットストーブ・薪ストーブの導入を行っています。多摩地域の製材所から発生した木くずを活用し、青梅で製造している「東京ペレット」を使用。さらに薪については、檜原村から発生した間伐材などを活用しており、間伐材などを再利用し薪の製造・販売を行っています。そうすることで環境にも優しい取り組みになっているでしょう。
温浴施設の温浴加温や給湯用として、チップボイラーを導入した事例です。ピーク不可に対応するために蓄熱タンクを併設しており、24時間稼働する仕組みを構築しています。さらに花粉発生源対策事業の主伐事業で生じた西多摩エリアの木材を原料にしたチップを購入することで、環境にも配慮した形です。
東京都では「2050年CO2排出実質ゼロ」に貢献するための「ゼロエミッション東京」に向けて、2030年までに再生可能エネルギーの利用割合を50%に高めることを目標に掲げています。その一環として再エネ設備の新規導入につながる電力調達構築事業を推進し、再生可能エネルギー発電設備を導入する民間事業者に対し助成する制度が用意されています。助成率は助成対象経費の1/2としており、上限は2億円です。
東京都では「東京都建設リサイクル推進計画」を定めており、再資源化や環境に配慮した運搬などを推進しています。そのなかで、建設現場で発生した木材を活用することを重視しており、解体工事を施工するにあたって分別解体や再資源化などが義務付けられています。建設業における木くずは、産業廃棄物になるため場内の移動式機械などでチップ化し、マルチングや堆肥化などで利用できるでしょう。ほかにも木質ボード・パルプ原料・肥料原料などで再資源化するケースもあります。
木を選ばない
唯一無二のプラントを持つ
バイオマスエナジー社
木を原料に温風や水蒸気、バイオマスガスといった新たなエネルギーとしてリサイクルする画期的手法が、木質バイオマス。しかし、これまでバイオマスを燃やすプラントには燃料の制限があり、使いたい木材に対応できないというものばかりでした。
そうしたなかで、どんな木でも燃やせるプラントを誕生させたのが、バイオマスエナジー社です。当サイトでは、唯一無二のプラントを持つバイオマスエナジー社(2019年7月現在)に取材協力を依頼。実際にどんなプラントなのか、そしてコスト削減はどれくらいか。現地取材しレポートにまとめたので、ぜひご覧ください。