滋賀県の木質バイオマス導入事例

このページでは、滋賀県における木質バイオマスの導入事例や、木質バイオマスに関連した補助制度などについて解説しています。

滋賀県での木質バイオマス導入事例

事例1.米原市「木質バイオマス発電所の導入事例」

平成27年1月から、米原市において木質バイオマス発電所が本格的に稼働。エネルギー源として活用される木質燃料チップの量は1日に約140トンで、最大発電出力は3,550kWという性能が特徴です。

運営会社は、山室木材工業(株)グループのいぶきグリーンエナジー株式会社が担っており、二酸化炭素の排出量削減や県内の事業所へのエネルギー供給、木質廃棄物の適正処理といった目的を叶える施策として木質バイオマス発電所の導入が実現しました。

事例2.長浜市石田町「木質バイオマスボイラーの導入事例」

山室木材工業株式会社では、長浜市石田町の自社工場から廃材として出た木材チップを燃料として、木質バイオマスボイラーを稼働。また、木質バイオマスボイラーによって得られたエネルギーを木製温室に活用し、温室内でマンゴーの栽培をしていることも特徴です。

設備は約150坪の木製ハウス(温室3棟)となっており、導入には総務省の地域経済循環創造事業交付金から4千万円の給付を受けています。

木質バイオマスボイラーの導入によるマンゴー栽培は、環境に配慮した取り組みを付加価値とする、アグリビジネスの活性化に貢献。新しい地域内経済循環モデルとして注目されています。

滋賀県で受けられるバイオマス関連の補助制度

木質バイオマス利活用促進事業

滋賀県内に居住している個人や事業所を有する事業者などを対象として、薪ストーブ及び木質ペレットストーブの導入経費の一部を支援する事業です。

補助率は導入費用の6分の1以内となっており、上限額は1台につき5万円。平成27年度には60台の薪ストーブ・木質ペレットストーブの導入に対して補助金が交付されました。

森の資源を使った研究に取り組む団体の募集(2021年9月時点:募集終了)

滋賀県では、県産の木材や木質バイオマスを活用する製品開発プロジェクトを対象として、研究にかかるコストを最大50%(上限500万円)まで補助する事業を展開していました。複数年度にわたって研究期間が設定されている場合、上限額は750万円となっています。

募集対象は県内に事業所を有する団体や、その団体が所属する共同チームとなっており、営利・非営利といった区分は問われていません。

研究内容が補助対象として相応しいかどうかは専門家による審査会で検討され、製品化の実現性や県産材の活用性、琵琶湖森林づくり県民税の活用先として適正かどうかといった点が審査されました。

※2021年9月時点で研究期間・応募期間は終了しています。

長浜市のエネルギー社会トップモデル形成推進事業

長浜市において、伐採されたまま未利用の間伐材や枝条などの木質バイオマスをエネルギー源とする、バイオマス発電所や熱供給事業といったプロジェクトの事業化可能性が調査されました。

滋賀県内の自伐型林業と、小規模バイオマス熱利用を組み合わせることで、湖北地域を中心とした効率的なバイオマスエネルギーの活用を目指しています。また将来的には健康施設や温浴施設などへの熱供給(熱電供給)システムの構築を検討しています。

同プロジェクトは平成28年度エネルギー社会トップモデル形成推進事業として認められ、補助金の対象としても採択されました。

取材協力
バイオマスエナジー社の公式HPキャプチャ
引用元HP:バイオマスエナジー社公式HP
https://www.bme.co.jp/wp/

木を選ばない
唯一無二のプラントを持つ
バイオマスエナジー社

木を原料に温風や水蒸気、バイオマスガスといった新たなエネルギーとしてリサイクルする画期的手法が、木質バイオマス。しかし、これまでバイオマスを燃やすプラントには燃料の制限があり、使いたい木材に対応できないというものばかりでした。

そうしたなかで、どんな木でも燃やせるプラントを誕生させたのが、バイオマスエナジー社です。当サイトでは、唯一無二のプラントを持つバイオマスエナジー社(2019年7月現在)に取材協力を依頼。実際にどんなプラントなのか、そしてコスト削減はどれくらいか。現地取材しレポートにまとめたので、ぜひご覧ください。

コスト削減の切り札!?
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